新型犬型相撲日録

元木村山の前髪

臥薪嘗胆

ベースボールマガジン社の月刊誌「相撲」。

たいがい場所後の総決算号の表紙となると、
優勝力士が紋付きを着てパレードしていたり、
鯛の尾頭付きを下げてポーズをとっている場面が通例なのだが。

先日発売された秋場所総決算号は違った。
あえて大きく載せてしまう。

相撲 2013年 10月号 [雑誌]相撲 2013年 10月号 [雑誌]
(2013/10/03)
不明

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まさに勝負のついたその直後。
満足気に笑みを浮かべながら悠然と去る白鵬。
足元には文字通り膝を屈した稀勢の里。
とかく保守的なこの雑誌が、
ここまで表紙で冒険するのもちょっと珍しい。

えげつない、とも言えるが、
編集側の激励の意味も込めての写真なのだろう。
キセよ、この日を忘れるな。
そんなメッセージが伝わってくる。

いつか今回の表紙が伏線となって、
稀勢の里が逆に白鵬を破り優勝を決め、
その瞬間が巻頭を飾る…

将来そんな総決算号を期待したい。