新型犬型相撲日録

元木村山の前髪

二日目

二日目。
やはり昨日初日にましてお客が少ない。



○玉飛鳥<西前十六・1−1>(よりきり)大砂嵐<西前十五・0−2>●

大砂嵐突いて出るが突ききれず、右へ回り込んではたく。
これがまともに呼び込む格好で、相手に二本許し寄り切られる。

大砂嵐の突っ張りは腰高で、やっぱり幕内ではまだ厳しい。
昨日は翔天浪相手にもろ差しになりながら、カイナを返さずに極められたりしている。
連日勉強中。



○宝富士<東前八・2−0>(よりたおし)遠藤<西前七・0−2>●

遠藤が土俵に上がると大声援。
向正面の升席中段あたりには、
「遠藤」と書いた紙(あれは何というのか)を掲げた大勢のグループもいたり。

左相四つの両者。
立ち合い共に左は入り、右の上手を争う展開。
先に取ったのは宝富士で、遠藤負けじと上手を求めるが、
その腕を宝富士左で挟みつけるなどしてガード。
結局遠藤上手が取れないまま寄り倒される。

肌色のテーピングで覆われた遠藤の左足首。
この怪我がなければ今日はもっと残せたのだろうか。



○稀勢の里<東大関2−0>(おしだし)栃煌山<西関脇1−1>●

稀勢の里の相手は直近一年3勝3敗と難敵の栃煌山。

栃煌山いつものごとく立ち合い双差しを狙うが、
稀勢の里左はおっつけからネジ込み、右は浅い感じのおっつけでこれを阻み前進。
栃煌山差すのをあきらめた右手を抜いて肩透かしを試みるが、
稀勢の里これによく付いていき押し出す。

悪いときはこの栃煌山の肩透かしを食う稀勢の里。
今日は腰も下りて、足もよく前に出ていて危なげなかった。
中継のレポートでは、取組後何度もうなずいて「今日は良かった」と満足気だった様子。
この調子のまま取りこぼしなく序盤中盤を乗り切ってほしいが。



○豪栄道<東関脇2−0>(はたきこみ)豊ノ島<西前二・1−1>●

双差し狙いの豊ノ島、立ち合い二本入りかけたが、
豪栄道左に回りこんではたきこむ。

豪栄道は得意の左前ミツが取れず、右の差し手も相手のおっつけにはばまれ逆に差されてしまう。
やむなく引き技でしのいだ。
二日連続の冴えない勝ち方で、浮かない顔で引き上げる。



琴奨菊は松鳳山を押し出して勝ったが、決め所で相手の突き落としを喰らい、
外俵に右胸を強打。
土俵下にしばらくうずくまった後、何とか起き上がったが、
作法通りの右手が使えず左手で勝ち名乗りを受ける。
結びの二番前の勝者で本来勝ち残りだが、これも構わずさっさと花道を引き上げていった。
ニュースでは大胸筋断裂の疑いとのことだがかなり心配。