新型犬型相撲日録

元木村山の前髪

七日目

本日のテレビ中継、東の花道沿いの客席にバレーボールの大林素子嬢のお姿が。
おお、有名人のプライベート観戦だ、この人相撲好きなのか、と喜んでいたら、
NHKが急にアップにして、明日の「関取訪問」のレポーターなのだとか。
何だ仕事か、ちょっとガッカリ。

個人的にはあのコーナー、小泉エリ嬢の復活を望んでいるのだが…
面白かったんだけどな、あの子。
そんな七日目。



強く賢く遠藤6連勝

●玉鷲<東前六・4−3>(よりきり)遠藤<西前十・6−1>○

立ち合い玉鷲左ノド輪で遠藤を突き起こすも、
遠藤右前ミツを引いて出し投げ気味に振り、西土俵に追いつめ最後は二本差しで寄り切る。

勝負の決まった瞬間、テレビの前で思わず「遠藤つえええ」と叫んでしまった。
このところ十両に低迷していたがまた調子の上がってきた実力者を、見事捌いた。

この日の解説は大きな体に似合わず緻密な観察眼の音羽山親方(元貴ノ浪)。
そのコメントによれば、遠藤はここ数場所右肩から入っていく相撲を続けているので、
相手もそのつもりでいると踏んだのだろう、今日は裏をかいて左肩から入っていった、とのこと。

これは全然気づかなかった。さすがプロの目は違う。



カド番琴奨菊3敗目

●琴奨菊<東大関二・4−3>(つきおとし)勢<西前二・2−5>○

琴奨菊立ち合い低く立って左を差しに行ったが、
勢これを胸で受けてすかさず右へ身をひるがえし突き落とす。

今場所の琴奨菊は右が使えない、まず左差しから来るだろう、それを見越した勢の右への動き。

4−3となった琴奨菊。
残り八番、上位戦も含めて五分の星を残さないと大関陥落となる。
横綱大関三人、三役二人、平幕三人を相手にどこまでやれるか。



二桁目指す琴欧洲も3敗目

●琴欧洲<西関脇4−3>(よりきり)鶴竜<西大関6−1>○

立ち合って右四つ、鶴竜が頭をつけ左前ミツ差し手もかえしていい格好。
琴欧洲は両回しが引けず苦しい体勢で、右からすくって左を差そうとするが鶴竜これを許さず。
最後は左の出し投げで泳がせ、赤房下に寄り切る。

ここ数場所星の貸し借りを匂わせるような相撲の続いていた二人。
鶴竜が助けるかと意地の悪い目で見ていたが、堂々取りきった。
琴欧洲は立ち合いから腰が高く、あれではいいように料理されても仕方がない。

弟弟子の琴奨菊も厳しいが、こちらは残り八番で二敗しかゆるされないより深刻な状況。



稀勢の里は2敗を維持

○稀勢の里<東大関5−2>(おしだし)安美錦<東前四・0−7>●

安美錦立ち合い突いて出るも稀勢の里突き返し、
左を差しに行けば安美錦右へ回りこんでいなすも、
稀勢の里よく見て追いかけ最後は白房下に押し出す。

稀勢の里は先場所負けた相手に冷静に取った。
磐石、とまでは行かないが悪くはない。



白鵬は初日から危なげなく唯一7連勝。
ただ調子のいいときでも、中日から終盤にかけてエアポケットのようにポコッと星を落とすのもこの人。
一波乱期待したいが。