新型犬型相撲日録

元木村山の前髪

場所前のようす

あさってから夏場所。直前のようすをいくつかスクラップ。
まずは遠藤。

遠藤、稽古で驚異の80番 入門後最高!デイリー

東前頭4枚目のホープ遠藤(23)=追手風=が8日、埼玉県草加市の追手風部屋で稽古し、入門後最高となる80番をこなした。普段なら30番前後取る遠藤にとって、その数は3倍弱。幕下以下相手とはいえ驚異的な数を消化し、底知れぬスタミナを見せつけた。

幕下以下の力士と次々に胸を合わせ、師匠の追手風親方(元幕内大翔山)の制止も気にせず、気付けば約2時間が経過。終盤こそ多少息が上がったものの、スタミナを切らすことはなかった。

日大相撲部時代に70番を経験したが、80番は初めてという。「意外と持ったなぁ。ただの負けず嫌いなだけです。きょうは天気が良かったからかな」。猛稽古直後でも顔つきは爽やかだった。

「最近の力士は稽古が足りない、20番くらいでさっさとやめてしまう、昔は100番くらいやったもんだ」
というのはOBや親方衆の談話でしょっちゅう聞かされる話。
正直相撲ファンとしても耳にタコができてしまっている。

しかし遠藤のこの番数は大したもの。
まあ場所前にちょっとやりすぎなんじゃないかと思えなくもないけど。
今回は出稽古を控えているというし、そのぶん質より量で行こうと思ったろうか。



いっぽう横綱白鵬、いつもながら積極的に出稽古。

6日火曜日は時津風部屋で豊ノ島らと。
7日水曜日は九重部屋で新小結千代鳳と。
8日木曜日は伊勢ケ浜部屋で日馬富士と連続18番の三番稽古。
だいぶ気合いが入っている。
これは7日の記事。

白鵬「気持ち良くできた」九重部屋に出稽古報知

横綱・白鵬は7日、大相撲夏場所(11日初日・両国国技館)に向けて東京都墨田区の九重部屋に出稽古し、関取衆と計21番をこなした。初顔合わせが確実な新小結・千代鳳とは15番取り1敗のみ。「(千代鳳は)力はつけてきている。まあこれからでしょう」と余裕を漂わせた。

東京の九重部屋を訪れたのは初めてという。九重親方(元横綱・千代の富士)に「こんなところに来て稽古になるのか」と言われたが「大横綱の部屋で気持ち良く稽古ができた」と笑った。組んだ体勢で寄ろうとしても通じなかった千代鳳は「バランス感覚がすごい。力いっぱいいってもびくともしない」と息を切らした。

伸びてきた若い芽の力量をはかると同時に、
本場所に向けて稽古場で圧倒し威圧感を与えておこうということだろう。
しかし千代大龍とはやらなかったのだろうか。

と同時にいつも思うのは、テレビの解説者は常に
「若手はどんどん白鵬のもとへ出向いて、一番強いひとに稽古をつけてもらうべきだ」という。
しかし相撲関連のニュースを見ている限りでは、そうした動きはほとんど見られない。
(ような気がする。私が見過ごしているだけかもしれないけれど)
やはり横綱の方へ格下から出向くというのは、遠慮してしまうものなのだろうか。
遠藤なんかバンバン胸借りに行ったらいいじゃない、と思うのだが。



豪栄道のニュースはあまり聞こえてこない。
外には出向かず、もっぱら自分の部屋で稽古に励んでいるようす。
1日の記事。

豪栄道、大関へ意欲満々「なりたい」報知

夏場所(11日初日、両国国技館)で大関とりの足固めを狙う関脇・豪栄道は1日、東京都足立区の境川部屋で幕内妙義龍、新入幕・佐田の海ら6人の関取を相手に続けて28番取り、25勝3敗と充実ぶりをアピールした。

安易にはたく悪い癖も出ず、積極的に前に出る相撲が目立った。先場所は12勝を挙げ「一つの壁を越えたような感じ。今までの場所と比べて内容にも満足している」と手応えをつかんだ。

関脇在位は昭和以降トップに並ぶ13場所連続となり「自分にプレッシャーをかけるためにも大関になりたいと言っている」と意欲満々だった。

7日の記事。

豪栄道、ランニング調整でリフレッシュ報知

大関昇進の足固めへ精力的に番数をこなしていた関脇・豪栄道が7日、一風変わった調整でリフレッシュした。

東京都足立区の境川部屋で関取衆との申し合いに備えてテーピングを巻いていたら、師匠の境川親方(元小結・両国)から「走ってこい」との指示。場所直前にペースを落とす狙いがあったようで、短パン姿になった豪栄道は幕内・妙義龍と一緒に部屋周辺を約3キロもランニングした。

ここまで順調に稽古を積んでいるだけに、大関候補の表情は明るい。「だいぶ疲れが取れた。また気合を入れ直すよ」と笑みを浮かべていた。

かなり仕上がりは順調なようす。
ただ今場所大関取りと言われてはいるが、三役で二場所連続の二桁勝利もこの人はまだ無い。
場所によって出来不出来の波が激しい。

今場所もまた先場所同様、12勝も星を挙げればかなり昇進ムードも高まるだろう。
しかし「大関取りの足固め」とされた昨年11月場所、序盤からプレッシャーに負けて自分の相撲を見失い、
結局8勝7敗に留まったこともあった。
今場所はどうだろうか。