新型犬型相撲日録

元木村山の前髪

十二日目

400回以上もこのブログを書いていて、とてもとても今更なのだが、
だんだん飽きてきたんだワン。

何だか最近真面目なブログになりすぎて、書いていて気が乗らないワン。
変化をつけたいので、せっかく自分は犬なのだし、語尾を変えてみるワン。



1敗対決はさすがに白鵬が制す

○白鵬<東横綱11-1>(こてなげ)琴奨菊<西大関10-2>●

立ち合ってすぐ右四つ、
琴奨菊下手は引いたものの上手は取れず、
白鵬は右は差したものの両ミツとも引けぬまま、腰を引いてじっくり機を伺う。
琴奨菊ちょっと出れば白鵬上手に手がかかるも、
琴奨菊の固フンに指が入らず、腰を引いて残し一呼吸置く。
もういっちょと琴奨菊左からおっつけながら西土俵に寄って出れば、
ここぞと白鵬両カイナで差し手をかかえ、とったり気味の小手投げでひねり倒す。

立ってすぐ白鵬の右が入った時点で、ほとんど勝負が決まってしまったワン。
琴奨菊は左前ミツ、右差しをねらっていると取組前のコメントが紹介され、
実際そのとおりの立ち合いだったワン。
前ミツ浅くとって白鵬の右差しを封じるつもりだったんだワン。

しかしふところの深い白鵬が(たぶん)後の先の立ち合いで、
かかってくる琴奨菊の左腕の下からすっと長い腕で右を差すと、
その目論見もあっさり覆されてしまったんだワン。
白鵬の立ち合いは相当集中したもので、
ああ立たれてはどれほど琴奨菊がぶち当たっても勝ち目がなかったワン。
悲しいワン。

これで白鵬1敗に残り再び単独トップだワン。琴奨菊は2敗に後退だワン。



豪栄道は日馬富士に敗れ3敗目

●豪栄道<東関脇9-3>(うわてなげ)日馬富士<西横綱8-4>○

豪栄道鋭く立って突きおこし正面に攻め立てるも、
日馬富士土俵際左上手を引いて体をいれかえ残す。
土俵中央右四つに組み合うも、両ミツ引いた日馬富士に対し豪栄道は上手が引けず。
豪栄道下手投げで崩しにかかるも、日馬富士上手投げで応戦。
引き付けて日馬富士青房に寄りたてれば豪栄道剣が峰懸命に残し、
ならばと日馬富士上手投げにいけば、豪栄道踏ん張るも足が遅れず顔から横転。

立ち合い豪栄道よく攻め込んだが、
日馬富士の動きのよさにあと一歩およばなかったワン。
豪栄道は3敗だワン。

白鵬を破った昨日の中継で、
もう豪栄道は大関にしていいとか舞の海さんは言ってたけど、
私は反対なんだワン。

三役の地位でいまだに2場所連続の二桁勝利もないこの人を、
いくら大関が少ないからって上げてしまうのはどうかと思うワン。

まだ早いワン、ワンワン!



自分の立ち合いを見失った稀勢の里は4敗目

●稀勢の里<東大関8-4>(はたきこみ)豪風<西前四・8-4>○

立ち合い豪風左に変化し右にはたきこめば、稀勢の里あっさり西土俵下に転落。

豪風のような小さい相手は、決して稀勢の里不得手ではないはずだワン。
でもどっしり構えて捕まえるいつもの余裕がなく、バタバタと前に出てあっさりと料理されたワン。

場所の中盤から押し込まれる相撲が続き、
何とか立て直そうとした結果が今日の相撲だったのだろうと思うワン。

序盤の安美錦戦では前にいく気持ちが強すぎてはたかれて負けて、
それを修正しようとしたらどんどん受けの相撲になってしまって、
じゃあやっぱり前にと思ったら今日はいいようにいなされて。
ドツボにはまっている印象だワン。

迷いまくっているから立ち合いもなかなか決まらないワン。
今日解説の北の富士さん、立ち渋りの多い稀勢の里を評して、
「アドレスの長いゴルファーみたいだ」
言いえて妙だワン。



高安が遠藤を降し2敗をキープ

○高安<西前十一・10-2>(よりきり)遠藤<西前五・6-6>●

立ち合い1回目遠藤つっかけて不成立。ちょっと珍しい。

2回目は両者が立って、遠藤立ち合い突いて出て高安も応じ、
突っ張りあいから左四つに組み合う。
先に上手を引いたのは高安で、遠藤半身でこらえるも、
高安上手から出し投げで崩して遠藤の腰を伸ばすと、
白房に寄り立て寄り切る。

今場所は久々、地に根の生えたように下半身が安定している高安が、
先手で攻めて非力な遠藤を降したんだワン。
兄弟子稀勢の里が頼りない分、よく頑張ってるワン。



1敗白鵬、2敗で鶴竜、琴奨菊、高安。
まあほとんど決まった観があるワン。