新型犬型相撲日録

元木村山の前髪

二日目

遠藤2連敗

 

●遠藤<西前九・0-2>(おしだし)高安<西前8・2-0>○

 互角の突っ張りあいから高安右へいなし、右から張り手を繰り出せば遠藤あっさり後退。さらに高安が右から突けば遠藤簡単に横を向き、赤房に押し出された。

 

遠藤昨日よりは前に出た。しかし相手の右、自身の左から攻められると左足が全く踏ん張れない。これでも当人の中では、じょじょに良くなっているという感触なのだろうか。休んでもらいたいが。


 照ノ富士が初日

 

○照ノ富士<東関脇1-1>(よりきり)大砂嵐<西前3・1-1>●

 大砂嵐立ち合い双手でノド輪を突いて行くも、照ノ富士モノともせず右四つに組み止める。互いに両まわしを引いてガップリの体勢から、照ノ富士引き付け正面に寄り切って完勝。

 

仕切りから凄まじい睨みあいで館内大いに沸いたが、勝負はあっさりしたものに。大砂嵐は先場所、立ち合いのかち上げに双手突きの武器が新たに加わり、東の11枚目で11番勝って今場所上位に返り咲いた。中位下位ではこの相撲でも十分勝てるのだが、上の方では脇の甘さや腰高の欠点を簡単につかれてしまう。


 逸ノ城連日の殊勲はならず

 

○稀勢の里<東大関2-0>(よりきり)逸ノ城<西小結1-1>●

 稀勢の里左、逸ノ城右とケンカ四つの両者。稀勢の里左を固めて鋭く立つと、右が差せない逸ノ城、あわてて右へ叩く。稀勢の里落ち着いて足を送り青房に攻め込めば、一瞬のぞいた逸ノ城の右を易々と巻き替え左四つに。上手も引いて西土俵に出ると、逸ノ城残す腰なく土俵を割る。

 

先場所はカエル飛びのような立ち合いで一方的に押し出された稀勢の里だったが、この日は右足からしっかり踏み込み、終始自分のペースで相撲が取れた。右が差せないとすぐに叩いてしまう逸ノ城の悪癖は相変わらずで、上を望むのは厳しい。


 横綱大関陣はこの日安泰。