新型犬型相撲日録

元木村山の前髪

宝富士の出足が光る六日目

平幕相手に格の違いを見せつける宝富士

 

○宝富士<東前一・3-3>(よりきり)玉鷲<西前四・2-4>●

 玉鷲双手で突いて立つも、宝富士物ともせずに出足で圧倒。左からおっつければ玉鷲簡単に横を向き、青房下に寄り切る。

 

先場所あたりは同じ相手の突っ張りにずいぶん苦労したが、今回はまるで問題にしなかった宝富士。四日目の北大樹戦もそうだったが、平幕クラスの相手をあっさりと出足で退ける相撲が今場所は目立つ。同じ部屋の照ノ富士が脚光を浴びているが、場所ごとに地力を付けている点では、この人の勢いも相当なものだ。横綱大関戦も既に終了している。念願の三役昇進へ向けて、派手に二桁勝利を飾りそうな予感もある。


ハズで行ってほしかった栃煌山

 

○白鵬<東横綱5-1>(うわてなげ)栃煌山<東小結2-4>●

 立ち合い栃煌山例によって双差し狙い。白鵬低く構えて受けとめ、右ノド輪でいったん突き起こしておいて右へいなせば、栃煌山上体大きく崩れ、白鵬すかさず左上手を引き、右で頭を抑え土俵中央上手投げに屠る。

 

栃煌山は差して密着するよりも、この横綱に対してはハズ押しで距離を取って出たほうがまだいい相撲を取る。今回もそちらを期待したのだが。当人の感覚もあるのだろうが、せっかくの馬力がまるで伝わらない。


 横綱大関陣は安泰。遠藤は豊響に一方的に押し出され初日から6連敗。