新型犬型相撲日録

元木村山の前髪

照ノ富士「春雄」の由来を調べつつ

大関照ノ富士が誕生デイリー

 

日本相撲協会は27日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月12日初日・愛知県体育館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、東関脇照ノ富士(23)=本名ガントルガ・ガンエルデネ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=の大関昇進を満場一致で決めた。平成生まれでは初の大関となる。

東京都江東区の伊勢ケ浜部屋に友綱親方(元関脇魁輝)と桐山親方(元小結黒瀬川)を使者として派遣。昇進伝達式で照ノ富士は「今後も心技体の充実に努め、さらに上を目指して精進いたします」と口上を述べた。 新大関の誕生は昨年名古屋場所後の豪栄道以来で、モンゴル出身力士では12年春場所後の鶴竜以来5人目。

(2015年5月27日)

 照ノ富士の下の名は「春雄」である。この名はどこから来たのか。ふと疑問に思い、調べてみる。

 

ベースボールマガジン社の月刊誌「相撲」では場所毎、新十両のプロフィールを紹介している。照ノ富士の十両昇進はおととしの9月場所なのだな。本棚を探すとあった。これだ。

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ジャカルタ巡業なんて最近の話だな。ページをめくると、おお出ている。

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「四股名」の項を見ると「下の名は、伊勢ケ濱部屋後援会長の美術史家山田春雄氏から」とあった。案外つまらない由来だ、といっては失礼か。

 

調べたついでに他のページも眺めると、カラー記事のトップはこの人。

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この場所は高安が新三役だったのか。そういえば「平成生まれ初」というのはしばらくこの人の代名詞だった時期もあった。新十両、新入幕、新三役…平成生まれという割には昭和の力士のような古風な佇まいが、アンバランスで愉快だった。大関の方は今回持っていかれたわけだが。

 

他のページもめくると。

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遠藤がこの場所、新入幕であった。彼も大銀杏となった今、ザンバラ髪もちょっと懐かしい。

 

高安や遠藤が新三役新入幕の時に、ようやく新十両だった若者はわずか1年半弱で大関まで駆け上がってしまった。並外れたスピード出世を改めて感じさせる。

 

だから日本人力士は…とは書けない。彼らが努力しているのは中継を見ていても分かるし、抜群の素質をもった者と比較されては辛かろうと思う。時間はかかるだろうが、じっくりと上を目指してほしい。