新型犬型相撲日録

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いぜんスクラップした記事の続報、というか。

鳴戸親方が学生に 日体大入学式で沙羅らと記念撮影ニッカン

大相撲の元大関琴欧洲の鳴戸親方(32、本名・安藤カロヤン)が3日、東京・世田谷区の日体大で行われた入学式に出席した。

鳴戸親方は、02年10月の角界入りする前に、母国ブルガリアの国立体育大学に2年間、通学していた。単位も取得しており、これを日体大が確認。体育学部武道学科の3年生として、編入学の措置がとられ、晴れて「大学生」になった。

日体大では、科学的なトレーニング理論の習得に意欲を示している。入学式では、新入学生へのエールを送り「最先端のコーチ論を学びたいと思い、編入学を決意しました。皆さんも充実した学生生活を送りましょう」とあいさつ。体操の白井健三、昨年入学したスキージャンプの高梨沙羅らと記念写真に収まり、満面に笑みを浮かべながら、異例の「学生親方」としてのスタートを切った。

最近引退した親方の中で、NHKの解説に呼ばれ一番頭の良さを感じさせたのがこの人。
たった今おこなわれた目の前の取組やそのポイントを、瞬時に言語化してしまう。
しかも当人にとってはそれが外国語なわけで、凄いな、と感心しながら見ていた。

ただ頭が良すぎて、むやみに考え込んでしまう癖があるのだろう。
現役時代は、前に出て投げや叩きで一度負けた相手には、悪いイメージが先走りしてか、
腰の引けた相撲になる傾向が強かった。
すると上体が下がるから、逆に叩きを食いやすくなる。
ならばと慎重に行けば、見透かした相手にいっぺんに持っていかれる。

あまり深く考えず、自分のスタイルに徹すればそれで良かったのだが。
相手の出方を意識しすぎて、要らぬ苦労を背負ってしまう。
大関琴欧州はそんな人だったように思う。

この辺りの過剰に知的な面が、今後どう働くのか。
細部まで目の届く優秀な親方になるのか、
あるいは神経質なケアで弟子を潰してしまうのか。
恐らく独立して部屋を興すのだろうが、5年後10年後が見ものである。

それにしても散々ごねた先代の鳴戸夫人は、結局指導料を琴欧洲から貰ったのだろうか…?